スロージョギングの効果で若返りホルモンが分泌
運動嫌いでも続くと評判なのがスロージョギング。ウォーキングよりも楽に痩せられると話題です。しかも、若返りホルモンを分泌する効果が期待できるだけでなく、心臓への負担も小さいため老化ホルモンの増加も抑制。スロージョギングはアンチエイジング効果でも注目されています。
スロージョギングは効果的な運動
スロージョギングとは、歩く速度で走るジョギングのこと。具体的には歩幅は10~40cmで、ニコニコ笑顔で話ができるペースを守ります。着地は足の前部分から。1日合計30分以上を目標に、こま切れに走ってもOKです。
スロージョギングは時速4~5kmほど。この範囲なら歩くよりも走るほうが運動強度は高く効果的。エネルギー消費は2倍にもなるのです。ちなみに時速6kmを超えると、走るより歩いたほうが運動強度が高くなります。
そもそも歩く動きというのは省エネで、小さな筋肉しか使いません。ところがスロージョギングは低速でも、足を引き上げたり地面を蹴ったりするときに太ももやお尻の大きな筋肉を使います。
スロージョギングで若返り効果
スロージョギングで使われる筋肉は、腰部の深層にある大腰筋や腸骨筋、太ももの大腿四頭筋、お知りの大殿筋や中殿筋といった大きなものばかり。下半身の大きな筋肉を使う有酸素運動には、若返りホルモンであるDHEAの分泌効果が期待できます。
それでいて老化ホルモンともいわれるコルチゾールは増えません。スロージョギングのペースは、隣の人と笑顔で話ができる速度。一般的なジョギングのように心臓に負担がかかりません。このため、コルチゾールの増加を抑えられるのです。
研究では、コルチゾールは最大酸素摂取量の60%以上の酸素を使う運動で急増することがわかっています。笑顔で話ができるペースのスロージョギングは、最大酸素摂取量の50%程度。老化ホルモンの増加を抑える効果もあるのです。
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