こむらがえりが就寝中におきたとき疑うべき病気
こむらがえりが就寝中におきたときは、もしかしたら病気の兆候かもしれません。糖尿病や肝硬変、腎不全などが原因でこむらがえりがおきることがあります。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった場合もあるのです。また、こむらがえりの原因にはマグネシウム不足の疑いもあります。
こむらがえりは病気が原因かも
「こむらがえり」とは一般的に足がつること。ふくらはぎにおこる筋痙攣の総称です。ふくらはぎの筋肉が意図せず収縮して戻らなくなり、痛みを伴って痙攣をおこす状態を指しています。
こむらがえりの原因は、激しい運動による疲労、熱中症、冷えの影響が一般的。運動中のこむらがえりは、筋肉の使いすぎで神経の伝達がうまくいかなくなることが原因。筋と腱のバランスが崩れて、勝手に収縮したり痙攣したりします。
ただし、病気が原因で就寝中にこむらがえりになることもあるので要注意。糖尿病や肝硬変、腎不全などがあると、おきやすいと考えらています。
こむらがえりはマグネシウム不足
こむらがえりは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など腰や首に問題があっても発症。脊髄が圧迫されて足の筋肉が緊張しておこります。レアケースですが、閉塞性動脈硬化症など、すぐに治療が必要なケースもあるのです。
こむらがえりは、マグネシウム不足の疑いもあります。とくに、体が重かったり体調が悪いときには注意が必要です。マグネシウムは筋肉の働きを元気に保つとともに、食べ物から得たエネルギーを効率よく使う調整役としての働きもあります。
ちなみにマグネシウムが多い食べ物は、とうもろこし、あさり、はまぐり、かきなど。絹ごし豆腐やナッツ類、ごまにも含まれています。なお、マグネシウム「1」に対して、カルシウムを「2」の割合で摂ることも忘れてはいけません。
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