体を柔らかくする方法は筋肉の力を強くすること
スポーツ選手では体が柔らかいことは大切。しなやかな体の連動性が、パフォーマンスによい影響を与えるからです。体を柔らかくする方法は、スポーツ選手なら誰もが知りたいところでしょう。体の柔らかさのカギは関節にあります。そして筋肉を力を強くすると関節の可動域が広がるのです。
体が柔らかいことのカギは関節にある
体が柔らかいといっても、筋肉が柔らかいこととはイコールではありません。体が柔らかいことと筋肉が柔らかいことを同一視しがちですが、体の柔軟性のカギを握っているのは筋肉ではなく関節です。
体を動かすときに働くのは、体の中の「骨・関節・筋肉・腱・靭帯」など。まずは骨・関節・筋肉・腱・靭帯、それぞれの役目を見ていきましょう。
骨は体の形である骨格を作るとともに、骨が動くことで足しをはじめ体を動かすことができます。そして、骨と骨とをつなぐ連結器の役目が関節です。
体を柔らかくする方法は筋力を鍛える
筋肉は骨格を作る骨組みをしっかり支えるとともに、筋肉が伸び縮みすることで骨が動きます。また、筋肉と骨をつなぐ役目が腱。靭帯は関節でズレやねじれがおきないように、骨と骨のつなぎを補強する役目を果たします。
骨と骨が関節の部分でよく開き、よく曲がることができれば、体はよく開いてよく曲げられるもの。関節を目一杯まで開き、曲げることができる範囲を関節の可動域。体が柔らかい人は関節の可動域が大きいということです。
しかし、体を柔らかくする方法は関節の訓練ではありません。筋力を鍛えることです。筋肉の力を強くする運動を行うと、筋肉とともに骨・関節・腱・靭帯も強くなります。すると関節を動かせる可動域も大きくなって、体が柔らかくすることができるのです。
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