グレープフルーツの剥き方で違ってくる健康効果
グレープフルーツの剥き方は人それぞれ。とはいえ、分厚い皮をむくと薄皮がびっちりと残ってしまうこともしばしばです。そんなグレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする方法があります。ただし、グレープフルーツは剥き方で健康効果が違ってくるので注意が必要です。
グレープフルーツの剥き方が簡単に
グレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする方法を紹介しましょう。それは「茹でて冷やす」というもの。グレープフルーツを熱湯で3分茹でたあとに、氷水で冷やすという方法です。
実際にこのグレープフルーツの剥き方をやってみると、気持ちイイくらい簡単に外側の皮を手だけでむくことができました。じつは、グレープフルーツの白い綿の部分や薄皮の部分はペクチンという成分を含んでいます。
ペクチンはグレープフルーツの皮と実をガッチリつなぐ糊のような役割。ここでグレープフルーツを加熱するとペクチンが分解します。こうして皮と実が剥きやすくなるわけです。
グレープフルーツの剥き方には注意
ただし、グレープフルーツの剥き方で注意しておきたいのが健康効果。グレープフルーツにはペクチンをはじめとする水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維の効果は腸のなかで便のすべりをよくすることです。
また、グレープフルーツには不溶性食物繊維もバランスよく含まれているのも魅力。腸のぜん動運動を活発にして便意を促進してくれます。便秘にも下痢にも穏やかな整腸作用を発揮するのです。
そして、これら食物繊維が多く含まれているのが内側の白い部分やスジ、房の袋など。グレープフルーツは剥くときにスジや袋を残しておかないと、健康効果が違ってくるのです。
グレープフルーツの剥き方と甘さ
グレープフルーツの剥き方で気になるのが皮の薄さ。剥くときに皮が厚いものと薄いものがあることに気づくでしょう。じつはこの皮の薄さで、グレープフルーツの甘さがわかります。
グレープフルーツを輪切りにする剥き方で並べられていたら、皮の薄いものを選ぶのが正解。ゆっくり成長してよく熟し、それだけ実の糖度が高くなっている可能性が高いのです。
見た目でいえば、グレープフルーツは平べったい形を選びましょう。平べったい形は成長の遅いタイプで横長に育ち、糖度が高くなります。逆に、細長い洋なし型は短い期間で育った成長の早いタイプのため糖度が低いのです。
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