がんに効く食べ物「たまねぎ」は水にさらさない
がんに効く食べ物として知られているのが「たまねぎ」。とくに胃がん予防効果があるとされています。ただし、調理方法によってせっかくのがんに効く食べ物の効果が台無しになってしまうのです。がんに効く食べ物の効能を生かしたたまねぎの賢い調理法を紹介しましょう。
がんに効く食べ物はたまねぎだった
たまねぎはがんに効く食べ物です。なかでも効能として挙げられるのが胃がん予防効果。たまねぎに「ケルセチン」という成分が、がんに対して抗酸化物質として働くからです。
ただし、このケルセチンは調理法によって摂取できる量が大きく変化します。つまり、がんに効く食べ物の効能は、調理法によって大きく変化していまうのです。そこで、がんに効く食べ物の効能をキープする賢い調理法を紹介します。
1つめは、たまねぎは切ったあと水にさらさないことです。というのも、ケルセチンは水溶性。水にさらすと成分が失われやすいからです。生のたまねぎに含まれるケルセチンの量は、水に5分間さらすと2割以上も減少します。
がんに効く食べ物の効能をキープ
がんに効く食べ物の効能をキープする賢い調理法の2つめは、汁物に入れて丸ごと食べること。ケルセチンは水溶性なので、溶けたぶんも丸ごと食べてしまうのが賢い選択です。
がんに効く食べ物の効能を保持するなら、スープやシチューにするのがよいでしょう。ケルセチンは熱に強いため、長時間に込んでも失われにくい性質もあるのです。
それでは、がんに効く食べ物として、たまねぎはどれくらいの量を食べればよいのでしょう? じつはたまねぎのがん予防に関する研究はまだ発展途上。具体的な数値は未判明です。さまざまな事例から考えると、1日1玉を目標にするとよいというのが現状の見解になります。
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