ヒラメ筋は上に乗っている腓腹筋の2倍のサイズ
ヒラメ筋は腓腹筋とともにふくらはぎを構成している筋肉です。ふくらはぎの筋肉として2つの大きなふくらみを構成する腓腹筋が注目されがちですが、じつはヒラメ筋のほうがずっと大きくて2倍のサイズ。ふくらはぎの筋肉を鍛えるなら、ヒラメ筋の筋トレも忘れてはならないのです。
ヒラメ筋のほうがずっと大きい
ふくらはぎにある腓腹筋とヒラメ筋は、どちらもおもに足首を伸ばす働きをする筋肉です。構造としては、ヒラメ筋の上に腓腹筋が乗っている形。ふくらはぎ裏の2つ大きくふくらんでいるのは腓腹筋になります。
この2つの筋肉の大きさを比べると、じつはヒラメ筋のほうが大きいのです。個人差もありますが、通常はヒラメ筋は腓腹筋の2倍くらいのサイズがあります。奥にあるヒラメ筋のほうがずっと大きいのです。
ヒラメ筋と腓腹筋は筋トレのやり方によって鍛え分けることができます。足首を伸ばすカーフレイズではどちらの筋肉も使われますが、ひざ関節の角度を調整するとおもに使われる筋肉を変えられるのです。
ヒラメ筋は椅子に座って鍛える
ひざをまっすぐに伸ばして行う一般的なカーフレイズでは、ターゲットはおもに腓腹筋になります。これをヒラメ筋をターゲットにするには、椅子に座った状態でひざを曲げて行うのです。
というのも、ひざを曲げることで腓腹筋がゆるんで運動に参加しにくくなるため。ヒラメ筋を重点的に鍛えることができます。ダンベルや中身入りの2リットルペットボトルなどをひざに乗せて負荷をかけるとよいでしょう。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるなら、表面にあって目立っている腓腹筋だけでなく、サイズの大きなヒラメ筋にフォーカスを当てた筋トレも必要です。ひざを伸ばして行うだけでなく、ひざを曲げた状態でもカーフレイズを行いましょう。
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