着圧ソックスを履かないと静脈弁が壊れてしまう
足のむくみや疲れは静脈弁が壊れることで慢性化します。静脈弁は足の血液を逆流させないための弁。これが壊れることで血液が滞留して、むくみや疲れが発生します。しかも、一度壊れた二度と治りません。そんな静脈弁が壊れることを防げるのが着圧ソックスなのです。
着圧ソックスで足のむくみが解消
足がむくんだり疲れたりするのは立ち仕事によく見られる症状です。その意味ではお寿司屋さんも同じ。夕方くらいから足がだるくて引きずる感じになったりと、足のだるさや疲れに悩む人は多いようです。
そんなお寿司屋さんで重宝されているのが、圧力が強めの着圧ソックスです。じつはこの着圧ソックス、足のむくみや疲れを解消させるだけでなく、血管の静脈弁に作用してすごい効果を発揮するというのです。
そもそも、なぜ足の静脈の弁は壊れてしまうのでしょう? じつは静脈には大きく分けると、メインとサブの2種類があります。そして、弁が壊れてしまうのはサブの静脈弁です。メインの静脈弁は壊れにくくなっています。
着圧ソックスが弁が壊れるのを防ぐ
立ち仕事など長い時間立ちっぱなしでいると、どうしても血が滞って下の方へ溜まりやすくなるもの。このとき、静脈にある変化がおきます。血液が増えてしまうため、静脈自体が太く広がってしまうのです。
静脈が広がると、先ほどまでピタッと閉じていた弁が離れた状態になってしまいます。すると、血液はどんどん逆流。逆流するたびに弁は傷つけられてしまいます。こうして弁が傷つけられて、最終的には静脈弁が壊れてしまうのです。
すなわち、静脈弁が壊れてしまうのは血が滞ったときに静脈が太くなってしまうことが原因。ここで圧力の着圧ソックスを履くと静脈が元の太さに戻ります。着圧ソックスを履けば、静脈弁が壊れるのを防ぐことができるのです。
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