アディポネクチンを増やす「壁ネクチン体操」
アディポネクチンは内臓脂肪が分泌するホルモン。血管を若く保ってくれる働きがあります。そして、長生きする人は血中のアディポネクチン濃度が高いのです。すなわち、アディポネクチンを増やすことができれば長生きできるということ。アディポネクチンを増やす体操を紹介しましょう。
アディポネクチンを増やす体操
アディポネクチンの量を増やす体操「壁ネクチン体操」を紹介します。まず壁に背を向けて両足をそろえて立ち、両腕を軽く開いて壁にくっ付きます。これが基本姿勢。ネクチンとはそもそそも「くっつく」という意味です。
まずはこの基本姿勢を3分間続けます。かかととお尻と背中と後頭部を、壁にピッタリとくっ付けるのです。この基本姿勢は下腹部に力を入れることになるため、内臓脂肪に刺激が入ります。
アディポネクチンを増やす体操はこれだけではありません。壁から足ひとつ分前に出ます。ここから右手で左側の壁、左手で右側の壁というように、交互にタッチするのです。
アディポネクチンを簡単に増やす
これを声を出しながら30回繰り返します。やってみるとわかりますが、この動きは脇腹を効率的に動かすことが可能です。また、声を出したり笑い声をあげるのはお腹に力が入るため、これも内臓脂肪によい刺激になります。
次は、再び壁にかかととお尻、背中と肩をくっ付ける基本姿勢に戻ったら、壁に手をつけたまま両手を真上まで上げて、また元の位置まで元すのです。これを3回繰り返します。
最後は、ハッハッハと笑いながら行う深呼吸3回で締めくくりです。一連の壁ネクチン体操を行うと、所要時間はだいたい10分ほど。これを朝と夕の1日2回、3週間続けることでアディポネクチンを簡単に増やすことができます。
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