ヨーグルト効果は毎日300g食べないと現れない
ヨーグルトに腸内環境を整える効果があるのはよく知られています。しかし、ヨーグルトの効果は1日2日食べたからといって現れるものではありません。1日300gのヨーグルトを最低でも2週間、毎日食べ続けないと効果が現れないのです。その理由を詳しく見ていきましょう。
ヨーグルトに腸の調子を整える効果
腸の調子を整えるならヨーグルトを食べるのはやはり効果的です。腸内環境には善玉菌がよいのはご存じのとおり。ヨーグルトには善玉菌が多く含まれているため、腸の調子を整えてくれるのです。
じつは善玉菌というのは、生まれたばかりの赤ちゃんにはゼロ。生まれた直後に母親からもらって急増します。そして、そのタイミングがじつは善玉菌のピーク。あとは徐々に減っていく一方です。だから補給しなければなりません。
ただし、ヨーグルトの効果は摂り方を正しくしなければあまり意味がないこともあります。ビフィズス菌をはじめとする多くの乳酸菌は、胃酸や胆汁酸に弱いという性質があるからです。
ヨーグルトの効果は単発では期待薄
このため、ヨーグルトの善玉菌のほとんどが腸に届く前に殺菌されてしまいます。単発で食べてもヨーグルトの効果は期待薄。ヨーグルトの効果を発揮させるには、その量と継続性が大切なのです。
ヨーグルトで善玉菌を増やすには毎日300gほど必要です。じつは朝だけヨーグルトを食べていると、その量に達していないことがあります。ヨーグルト300gは、よくある大きいパックの2/3ほどの量です。
これを朝に食べるというのは、結構ハードルが高いといえるでしょう。朝だけ食べるのではなく、昼食や夕食に合わせて食べて、1日300gを目指すのがおすすめです。毎日食べ続けると、2週間ほどで腸内の善玉菌が約10%アップ。善玉菌優位の腸内環境を保てることがわかっています。
■「ヨーグルト効果」おすすめ記事
ヨーグルトの効果は毎日食べないと意味がない
ヨーグルト効果は同じ銘柄を食べ続けると下がる
ヨーグルトは食前に食べるとダイエットに効果的
■「ヨーグルト」おすすめ記事
ヨーグルトダイエットは通常の食事が昼しかない
ホットヨーグルトはラップかけずに500Wで30秒
ホエイはロイシンが多いから筋トレ効果がアップ
焼きヨーグルトの乳酸菌の死骸が腸内環境を改善
南雲吉則考案の雑穀ヨーグルトカレーで代謝UP
乳酸菌効果を倍増させるヨーグルトの調味料使い
筋トレ後の食事は30分以内の「飲むヨーグルト」