かかとのガサガサを削るときには方向に注意する
足のトラブルを街頭アンケートしたところ、第1位となったのが「かかとのガサガサ」。かかとの角質が固く厚くなってしまって、いつも削っているという人は多いはずです。ただし、かかとのガサガサを削るときには方向に注意が必要。また、軽石などを使うのはあまりおすすめできません。
かかとのガサガサは専用のファイル
足のトラブルといえば、かかとのガサガサ。かかとのガサガサは放っておくとひび割れになるなど痛みの原因となります。ストッキングを履くときにひっからると伝線もするため、きれいにしておくという人も多いでしょう。
ただし、かかとのガサガサを削るときにも方向に気をつける必要があります。足の裏にも「め」があって、外側から内側に削るのがポイント。往復させると皮膚を傷つける恐れがあるので注意しましょう。
かかとのガサガサを削るときに軽石を使う人もいますが、あまりよくありません。ファイルと呼ばれる専用のヤスリを使った方が皮膚が傷つかないですみます。かかとのガサガサには、専用のかかとファイルで「め」に沿って削りましょう。
かかとのガサガサは保湿ケアが大切
かかとのガサガサを削ったら、そのあとのケアも忘れてはいけません。厚いガサガサを削って薄くしたら、今度はそれが厚くならないようにすることが大切。そのとき重要になるのが保湿です。
かかとのガサガサは削りすぎにも気をつけます。角質は皮膚の防御機能となっているため、必要な角質まで削ってしまうと肌にダメージを与えてしまうのです。そのダメージに対してまた角質が厚くなるという悪循環に陥ります。
かかとのガサガサを乾燥が原因と決めつけるのも危険。じつは水虫の可能性もあります。かかとの角質で水虫が増殖する、かかと水虫という病気があるのです。水虫が原因の場合は、削ってもクリームを塗っても治りません。
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