口輪筋トレーニングには口笛を吹くのが効果的
ドライマウスは年齢とともに唾液が出にくくなる病気。いまドライマウスの人が急激に増えています。ドライマウスの原因の1つに、噛む回数が減るなどで口輪筋が弱くなっていることが挙げられます。そんな口輪筋トレーニングには、口笛を吹くのが効果的なのでした。
口輪筋を口笛を吹いてトレーニング
じつはドライマウスの改善には口笛が効果的です。口笛を拭くと口をすぼめたりと動きが出ます。唾液腺の周囲の筋肉を動かすことにつながるのです。これが唾液の分泌を促します。
また、口輪筋が弱いと口が開いたままになりがちです。これが口呼吸の原因となってドライマウスを引き起こすこともあります。口笛を吹くことで口輪筋をトレーニングしておけば、ドライマウス予防につながるわけです。
口笛が吹けない人でも、口をすぼめて前に突き出すだけでドライマウス改善の効果あり。口の中を清潔にすることは健康長寿につながるもの。口輪筋を鍛えることは長生きにもつながるのです。
口輪筋トレーニングとうま味成分
ドライマウスを改善する方法は、口輪筋トレーニングだけではありません。食べ物で唾液をたっぷり出すことも大切。そのためにはうま味成分が重要です。梅干しなどを食べると唾液がドパーッと出ますが、すぐになくなってしまいます。
しかし、うま味成分の場合には、じわじわとゆっくりと出てくるためドライマウス改善に有効。カツオ節やだし汁にはイノシン酸が入っているため、唾液が出やすくなるのです。椎茸などのグアニル酸も効果的でしょう。
とくにチーズには、うま味成分であるグルタミンが入っています。このためチーズはドライマウス改善に非常によい食材なのです。しかも、チーズは口の中を弱アルカリ性にする働きがあり、歯の再石灰化も促す効果があります。
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