頭頂葉を鍛えると振り込め詐欺に引っかからない
近年、増え続けているのが振り込め詐欺などの詐欺事件。その被害額は、2016年だけでおよそ406億円です。そんな詐欺被害に遭ってしまう原因は、左頭頂葉の衰えと考えられます。また、以前より転びやすくなったという人は、右頭頂葉の衰えが原因かもしれません。頭頂葉の鍛え方を紹介します。
左頭頂葉は人との会話で鍛えられる
詐欺の代表的な手口は「早口でまくし立てる「知らない情報を並べる」というもの。人間は知らないことを早口でまくし立てられると、脳がパニックをおこしてしまいます。詐欺の犯人はそこを狙っているのです。
そんな左頭頂葉は人と会話することで鍛えられます。とくに、気が合わない人と話をすると左頭頂葉のトレーニングには効果的。どうすれば苦手な人と話せるだろうかと考えることになるので、脳が活性化するからです。
このほか本を音読したり、テレビを見ながら突っ込みを入れたりするのも左頭頂葉のトレーニングになります。ふだんから意識して左頭頂葉を鍛えて、詐欺被害に遭わないようにしましょう。
右頭頂葉のトレーニングは左を使う
最近、若いころに比べて転びやすくなったり、お茶をコップに入れるときにこぼしてしまったり…。これらは右頭頂葉の衰えです。左頭頂葉は言葉の情報処理を行っていますが、右頭頂葉は映像の情報処理を行います。
右頭頂葉が衰えると、空間のイメージがつかめずに道に迷ったり、車間距離がつかめずに事故をおこす可能性があるのです。よく女性のほうが道に迷いやすいといわれますが、男女はあまり関係ありません。個人差の話です。
そんな右頭頂葉のトレーニング法は、体の左側を使うようにすること。左手や左足を使うようにします。3mほど離れたゴミ箱に左手でゴミを投げ入れたりするのも、効果的なトレーニングになります。
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