脊柱管狭窄症の治療は早めの発見なら薬でOK
腰痛で悩む人は全国でなんと2770万人。そのなかでもいま増加の一途をたどっている危険な腰痛が増えています。それが脊柱管狭窄症です。脊柱管狭窄症の治療は軽度であれば薬でOK。だからこそ、早期に発見して治療することが大切です。そこで、脊柱管狭窄症のセルフチェックの方法を紹介します。
脊柱管狭窄症は発見が遅れる
脊柱管狭窄症は、加齢などで背骨の一部が変形して、神経が圧迫される病気になります。椎骨と椎弓から構成されるのが背骨。この2つのあいだを通る神経が、押しつぶされていくことで痛みが悪化するのです。
脊柱管狭窄症は治療せずに放っておくと歩くこともままならず、寝たきりになったり、予期せぬ尿漏れを引き起こしたりと生活に大きく支障をきたします。しかし、脊柱管狭窄症は、動かなければ症状が出ない病気です。
あまり動かなくてよい生活を送っている人はそれほど困りません。このため、脊柱管狭窄症は発見が遅れることが多く、気づかず悪化。診察を受けたときには重篤になっていることが非常に多いのです。
脊柱管狭窄症の治療は軽度な薬
そこで、脊柱管狭窄症のセルフチェックの方法を紹介しましょう。
1.歩いた時だけ腰が痛くなる
2.休んでいると痛みがなくなる
3.前かがみの姿勢で痛みがやわらぐ
4.お尻や脚にしびれを感じることがある
この4つのチェックリストのうち1つでも当てはまれば、脊柱管狭窄症の危険性があります。脊柱管狭窄症の症状は、まずは腰痛。それから足のしびれや痛み、間欠性跛行といって、最初は症状がなくても歩いていくうちに痛みが出る症状です。
脊柱管狭窄症は痛みが軽度であれば薬で治療ができます。しかし、重度になると治療の選択肢が手術しかなくなってしまうことが多いのです。脊柱管狭窄症のセルフチェックで、早期発見を心がけましょう。
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