脳を鍛えるにはワクワクを持つことが重要だった
認知症や脳疾患、うつ病など現代はいつ脳の病気が発症してもおかしくありません。そんな病気には脳を鍛えることが一番の対処法です。そして、脳を鍛えるキーワードになるのがワクワク感になります。いつもワクワクしていることが、脳を鍛えるのに非常に効果的なのです。
脳を鍛えるキーワードはワクワク
現在、日本人の65歳以上では認知症かその予備軍にあたる人が、4人に1人いるといわれています。さらに、年間11万4千人以上が脳梗塞やくも膜下出血など、脳の血管の病気で亡くなっています。
さらに、うつ病を含む気分障害の患者数は過去最高となる111万人を記録。つまり、現代人はいつ脳の病気を発症してもおかしくないのです。そんな危険な時代を乗り切るために、いつまでも若々しく脳を鍛える方法があります。
最新の研究でわかってきたことは、脳をワクワクさせる、あるいは自分自身がワクワクすることが、認知症のリスクを下げるのに非常に重要ということです。すなわち、脳を鍛えるキーワードはワクワクにあります。
脳を鍛えるにはワクワクする趣味
アメリカで行われた最新の研究によると、脳がワクワクするような趣味を持っている人は、そうでない人に比べて軽度の認知症の発症リスクが低下することが判明しました。これは85歳以上の高齢者256名を対象にした研究です。
とくに、絵画や彫刻など芸術系の趣味を持つ人は、軽度の認知症の発症リスクが73%も低下。そのほかにも、旅行やサークル活動など社交的要素がある趣味の場合は、発症リスクが55%も低下しました。
さらに、インターネット検索やネットショッピングなど、パソコンを積極的に使う趣味は、53%も軽度認知症の発症リスクが低下していたのです。いずれにしても、脳をワクワクさせることが脳を鍛えるのに効果があるといえるでしょう。
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