血液型で変わる右脳と左脳の使い方の違いとは?
血液型といえば、日本ではよく性格診断などに使われます。しかし、ほとんどの外国人は自分の血液型には興味がありません。日本と同様に血液型を気にするのは韓国くらいです。ただし、血液型で脳の使い方に違いがあります。血液型で変わる右脳と左脳の使い方の違いを見ていきましょう。
血液型と性格は関係がない
じつは、世界的に血液型の割合をみると、A型とO型が多くを占めてB型は10%ほど、AB型にいたっては数%しか存在しません。血液型の割合に大きな偏りがあるのが世界的な特徴です。
ところが、日本はほぼ「O型:A型:B型:AB型」が「4:3:2:1」と分布。韓国も同じような構成比率です。4つの血液型がバランスよく分布しているため、日本と韓国では血液型に興味を持つようになったと考えられます。
ただし、専門家にいわせれば、血液型によって性格には関係がないとのこと。医者の中では血液型と性格は関係ないという人が多いといいます。
とはいえ、おもしろいデータがあるのも事実です。プロ野球の歴代ホームラン数ランキングを見てみると、1位の王貞治の868本から10位の金本知憲の476本までの血液型は、O型とB型しか存在していません。
血液型で変わる脳の使い方
また、血液型で脳の使い方が変わるという最新研究もあります。たとえば、同じ絵を見ても脳を使う部位が違うもの。A型は、左脳に反応が強く出るのです。これは絵の状況や場面を理屈を立てて考えるためと考えられます。
B型の場合は右脳に反応が強く出現。これはB型は直感で理解することが多いため、映像を処理する右脳を使って見たものをそのまま理解していると考えられます。O型はA型とB型の特徴が交互に出現。右脳と左脳の両方を使っていると考えられます。
そして、AB型は絵を見た瞬間に右脳と左脳が同時に反応しました。AB型はA型とB型の特徴の両方が共存するため、右脳と左脳を同時に使っていると考えられます。血液型で変わる脳の使い方のさらなる研究に期待したいところです。
■「血液型で変わる」おすすめ記事
血液型が変わるのは骨髄移植などの特殊なケース
血液型で変わるエコノミークラス症候群の発症率
■「血液型」おすすめ記事
O型がすべての血液型に輸血が可能な理由とは?
血液型の割合は世界的にはO型が一番多かった