感動映画で泣けない原因は自律神経の乱れかも!?
日ごろの何気ないストレスで乱れているかもしれない自律神経。それでは、どうしたら自分の自律神経の乱れがあるかどうかわかるのでしょうか? そこで、自律神経の乱れをチェックする方法を紹介します。自律神経の乱れは感動する映画を見て泣けるか泣けないかで確認できるのです。
自律神経の乱れを映画でチェック
自律神経の乱れがおきる原因として挙げられるのがストレスです。とはいえ、ストレスは誰しも感じているもの。それでは、自分に自律神経の乱れがあるかを知る方法はないのでしょうか? じつは日常生活のある場面でチェックできるのです。
自律神経の乱れをチェックするなら、感動する映画を見て涙を流すか流さないかを確認します。まずは実際に、映画を見て涙を流したときの正常な自律神経の動きを見ていきましょう。
泣きどころのシーンが近づくにつれて、だんだんと交感神経が上昇していきます。そして、泣きどころではついに涙腺が崩壊。交感神経はピークを迎えます。すると、ここで自律神経は思わぬ動きを示すのです。
自律神経の乱れでメリハリがない
あれほど高ぶっていた交感神経が一気にダウン。それと同時に、副交感神経が高まってきたのです。これこそが正しい交感神経と副交感神経の動き。興奮とともに交感神経が高まり、涙を流すことで気持ちが静まり感情が安定します。
これこそが、自律神経のメリハリなのです。つまり涙を流す人は自律神経は正常と考えられます。それでは、涙を流さない人の自律神経はどのような動きを示すのでしょう?
同じ泣きどころのシーンが近づくにつれて交感神経は上がってきてはいますが、涙が出ないため交感神経は高まったまま。副交感神経は低い状態のままです。すなわち、自律神経の乱れでメリハリがない状態だったのでした。
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