激辛料理で汗が止まらない原因は自律神経の乱れ
日ごろの何気ないストレスで乱れているかもしれないのが自律神経。自律神経の乱れはさまざまな体調不良を招きます。それでは、どうしたら自分に自律神経の乱れがあるかどうかがわかるのでしょうか? そこで、すぐにでもできる自律神経の乱れをチェックする方法を紹介しましょう。
自律神経の乱れを激辛でチェック
自律神経の乱れは、激辛料理を食べることでチェックできます。少し食べただけでも汗が噴き出してくるような辛さの料理を食べたときの汗のかき方で、自律神経の乱れをチェックできるのです。
とはいえ、激辛料理を食べればたいていの人は汗が噴き出てくるもの。しかし、食べ続けているとある変化が見られます。自律神経が正常な人の場合、最初に汗をかいてもすぐにひくのです。
ところが、自律神経の乱れがあると、食べれば食べるほど玉のような汗がしたたり落ちています。刺激に対して、一向に汗が止まらない状態こそが、自律神経の乱れがあることを示しているのです。
自律神経の乱れで異常なほどの汗
正常な人が激辛料理を食べたときの自律神経の動きを見てみましょう。最初は辛さの刺激からか交感神経は上昇しますが、ある程度食べすすめると交感神経をしずめようと副交感神経が上昇を開始するのです。
こうして、辛い刺激で交感神経が上昇するたび、副交感神経がその上昇を抑えるメリハリの利いた動きをしています。しかし、自律神経に異常がある人は、交感神経が上がりっぱなし。それに対して、副交感神経はいつまでたっても上がってきません。自律神経がメリハリのない動きを示しています。
このため、自律神経に乱れがあると、激辛料理を食べすすめるにつれて顔じゅうに玉のような汗をビッシリ。異常なほど汗をかいてしまうわけです。
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