膵臓の位置を意識する体操で糖尿病が改善できる
膵臓は胃の裏に位置する臓器で、血糖値を調整するインスリンを生産することで知られています。膵臓の位置はレントゲンでも見えにくいため、異常の発見が遅れがちな臓器です。そんな膵臓の異常でよく知られているのが糖尿病。膵臓の位置を意識する整体で、糖尿病を改善する体操を紹介しましょう。
膵臓の位置はレントゲンで見えにくい
膵臓の位置は胃の裏側。そこにある15cmほどの臓器が膵臓です。脂肪やでんぷん、タンパク質などの分解・球種を助ける膵液を、1日に1リットルほど分泌。ホルモンの一種で血糖値の調整役となるインスリンを分泌しています。
膵臓の位置はレントゲンでも見えにくいため、異常があっても発見されにくい臓器です。とくに膵臓がんはかなり進行してから発見されることで知られています。そして、インスリン分泌低下による糖尿病も膵臓に関連する病気です。
この糖尿病を整体によって改善する方法を紹介しましょう。糖尿病ではほとんどの患者の背骨の胸椎に異常が見られます。硬直をおこしていたり、椎骨の可動性が悪くなったりしているのです。
膵臓の位置を意識して椎骨をゆるめる
そこで、整体では椎骨をゆるめて可動性を高めて膵臓を強くする体操を行います。うつ伏せになったら、両手は前に伸ばして足は肩幅より広めに開いてください。そして、上半身をおこして背中の膵臓の位置あたりを意識するのです。
こうして胸椎をゆるめることで、結果的に膵臓が強くなります。膵臓の位置を意識するときは、少し頭を上げると意識が集中しやすいはず。膵臓の位置がどうしても意識しにくい場合は、上半身をおこすときに片方ずつ腕を上げていって、膵臓の位置を意識できる場所を探すとよいでしょう。
また、膵臓を強くするには体操だけでなく、常に腹八分目くらいに食欲をセーブすることも大切。膵臓を弱らせる原因は食べすぎにあることがほとんどです。
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