鼻づまりを10秒で治す方法「脇の下にコブシ」
風邪の花粉症の鼻づまりは、いくら鼻をかんでも治りません。そこで、10秒で鼻づまりを治す方法を紹介しましょう。やり方は、脇の下に10秒間コブシを挟むというもの。脇の下にコブシを挟むだけで鼻づまりを治す、そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。
10秒で鼻づまりを治す方法
10秒で鼻づまりを治す方法があります。鼻づまりしている鼻とは反対の脇の下に、10秒間コブシを挟むというものです。これで一時的に、鼻づまりが治って鼻の通りがよくなります。
右の鼻が詰まっていたら左の脇の下、左の鼻が詰まっていれば右の鼻の下…というのがミソ。鼻づまりしているコブシの代わりに、500mlサイズのペットボトルを挟んで圧迫してもOKです。
なぜ脇の下にコブシを圧迫すると鼻づまりが治るのでしょう? それは脇の下にある自律神経のセンサーがあるため。自律神経を刺激して、鼻づまりを治すのです。
鼻づまりを治すメカニズム
そもそも鼻づまりは、空気の通り道である鼻腔の粘膜が腫れてしまうことが原因。そして、この鼻腔の粘膜の腫れは自律神経によって支配されているのです。
自律神経が鼻水を増やす指令を出すと、鼻粘膜の血管が広がる現象が発生します。血管が広がることによって、そこに多くの血液成分が滞留。これが鼻の粘膜が腫れて鼻がつまる仕組みです。
ここで、脇の下にコブシを挟んで自律神経のセンサーを刺激すると、鼻水を増やす指令が一時的に解除されます。血管の広がりが抑えられて、結果的に鼻の粘膜の腫れがひくというわけ。これが脇の下にコブシを挟んで鼻づまりを治すメカニズムです。
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