メラノーマの写真を見ながら見分け方をチェック
日本人のメラノーマは足の裏など見えにくいところにできるのが特徴です。こんな場所にほくろがあったっけと思ったら、メラノーマかどうかチェックしましょう。そこでメラノーマの写真を見ながら、メラノーマとほくろを見分ける4つのポイントを紹介していきましょう。
メラノーマ写真の見分けるポイント
メラノーマを見分ける1つめのポイントは「非対称性」です。メラノーマは写真のとおり、悪性の細胞が規則性なく増殖するため対象性がありません。一方、ほくろの場合は、ある線を引いて左右対称になります。
メラノーマを見分ける2つめのポイントは「周囲がギザギザ」です。普通のほくろは丸くて、境界が鮮明になっているもの。しかし、メラノーマは写真のとおり、形はいびつで周囲がギザギザしています。
メラノーマを見分ける3つめのポイントは「色ムラ」です。ほくろは色にムラがなくて均一なもの。しかし、メラノーマは写真のとおり、色の染み出しがあったり濃淡があるのが特徴です。いろいろな色が混ざって見えます。
メラノーマ検査は皮膚表面を調べる
メラノーマを見分ける4つめのポイントは「大きくなること」です。ほくろは最初は小さかったのに、数か月で2倍も大きくなることはありえません。すぐに病院で検査を受けましょう。
病院でのメラノーマの検査ではダーモスコピーという装置で、皮膚表面の状態を調べます。ダーモスコピーで足の裏や手の平を見ると、皮膚表面の凹凸の模様が見えるのです。
このとき、凹凸の凹部分に色素沈着が強れば良性のほくろになります。逆に凸部分に色素沈着が強いと、メラノーマの可能性が高いということです。病院を選ぶ際は、あらかじめダーモスコピー検査が受けられるかどうかを確認しておきましょう。
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