インフルエンザの症状を風邪と見極める方法とは
インフルエンザの症状は風邪によく似ているのが難点。とはいえ重症化を防ぐには、インフルエンザの症状を早めに見極めることが大切です。そこで風邪とインフルエンザの症状の見分け方を紹介しましょう。「初期症状・進行具合・原因」でインフルエンザの症状を見極めるポイントです。
インフルエンザの症状の間違いとは
インフルエンザの症状は風邪とよく似ています。しかし、インフルエンザの症状は風邪のひどいものという考えは大きな間違い。原因となるウイルスも違うだけでなく、その症状もまったく違っているからです。
早期治療は、インフルエンザの症状を初期症状で見極めることが大切。病院ではインフルエンザ検査キットで診断してくれるので、気になるときはすぐに病院に行くのがよいでしょう。
そこで「初期症状・進行具合・原因」でインフルエンザの症状を見極めるポイントを紹介します。病院に行く前の簡易チェックとして活用できるでしょう。
インフルエンザの症状を見極める
「初期症状」でインフルエンザの症状を見極めるポイントは進行具合です。風邪はじわじわと発症して、鼻や喉の乾燥感やくしゃみが出ます。しかし、インフルエンザの症状なら発熱・悪寒・頭痛が急に襲ってくるからです。
「進行度合」もインフルエンザの症状を見極めるポイント。筋肉痛や関節痛があり、40度近い高熱が出るようなら、インフルエンザの可能性が高いといえるでしょう。風邪の場合、微熱が続いたのちに喉の痛みや鼻水といった症状が出てきます。
「原因」でインフルエンザの症状を見極められます。風邪ウイルスは200種類以上もあり、その種類によって喉の痛みや鼻水など症状が変わるもの。一方のインフルエンザはインフルエンザウイルス。A型・B型・C型の3つに分類されます。
全体の60%近いシェアを占めるのがA型。世界的に大流行しやすいタイプで、重症化しやすいのも特徴です。B型は人と人とでの感染がほとんど。ただし、A型ほど流行しません。C型は子どもが感染しやすいタイプですが、流行性は低くくなります。
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