リンパマッサージの効果は「経絡」で倍増する
たった数分で体の気になる部分がスリムになるマッサージ法が「経絡リンパマッサージ」です。これは西洋医学のリンパマッサージに東洋医学の経絡を組み合わせたもの。経絡によって根本から体を正常に戻すため、リンパマッサージの効果が倍増するのです。
経絡リンパマッサージとは
経絡リンパマッサージとは、東洋医学の「経絡」と西洋医学の「リンパマッサージ」を融合させたマッサージ法。経絡とは、3千年以上も前に中国で考えられた「気」というエネルギーが流れる道すじのことです。
気を発しているポイントは「ツボ」と呼ばれ、針や灸をすえる場所です。人間には全身に361個のツボと14本の経絡ルートがあり、経絡は内臓に通じているとされます。
たとえば胃もたれがおこったときは、胃に通じる「胃経」という経絡ルートの気の循環が悪くなっているもの。この場合、胃を直接刺激するのではなく、この経絡ルート上の胃につながっている足のツボを刺激します。
リンパマッサージの効果が倍増
すなわち、気を循環させて胃もたれを改善させるのです。同様に便秘の場合は、大腸に通じている手のツボを押すことによって、便秘を治せるといいます。
一方のリンパとは、静脈に沿って全身を網の目のように走っている「リンパ管」と、その中を流れている「リンパ液」のこと。体内で不要になった老廃物や余計な水分などを回収して運ぶ通り道です。
この経絡とリンパマッサージを融合させることで、体の気になる部分がわずか数分でスリムになるといいます。通常のリンパマッサージは一時的にむくみが改善されますが、経絡リンパマッサージはさらにルート上のツボを刺激することで、不調の元となる内臓の改善を促進。根本から体を正常な状態に戻すのです。このように、経絡によってリンパマッサージの効果は倍増するのでした。
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