ふくらはぎマッサージは1日10分で高血圧解消
食事制限などまったくなしで高血圧を解消する、ふくらはぎマッサージを紹介しましょう。ふくらはぎのマッサージでよどんでいた血液が流れて心臓の負担が軽減。血圧が下がるのです。ふくらはぎマッサージするのは部分は5か所。さっそく、詳しい手順を詳しく紹介しましょう。
ふくらはぎをマッサージで弁が開く
じつは下半身には、重力の影響で7割の血液が集中しています。そこに運動不足や長時間のデスクワークが加わると、この血液がよどんで心臓への血液の戻りが悪くなってしまいます。
すると心臓は、より強い力で血液を送り出さなければなりません。これが高血圧につながります。
そして、ふくらはぎは下半身のよどんだ血液を心臓に戻すポンプの役割を果たす重要な部位。ふくらぎにある心臓へ血液を戻す血管には、血液の逆流を防ぐ弁が付いているのです。
ここでふくらはぎをマッサージするとその弁が開き、よどんでいた血液が確実に心臓へ向かうようになります。すると、心臓への血液の戻りがよくなり、心臓の負担が減少。血管が広がって血圧が下がるのです。
ふくらはぎマッサージは全部で5か所
ふくらはぎマッサージする部分は全部で5か所。すねに沿った「内側ライン」と「外側ライン」、ふくらはぎの「中心ライン」「ひざ裏」「アキレス腱周り」です。血液を心臓に戻すイメージで、下から上に行うのが基本です。
内側・中心・外側ラインは、両手ですねを抱えるようにして親指を爪の部分で重ねてください。体重をかけて息を吐きながら、ひざ下まで3~4cm間隔で押していきます。
内側ラインは、内くるぶしからひざ下へ骨のきわに沿って2回もみます。中心ラインはアキレス腱からひざ下までを2回、外側ラインは外くるぶしからひざ下までを2回もむのです。ひざ裏は、ひざ裏のリンパ節を転がすように10回ほど押します。アキレス腱周りは、ふくらはぎの下3分の1くらいを3回もんでください。
ふくらはぎマッサージは1セット5分程度。これを1日2回行えば、1日10分で血圧を下げることが可能です。実際、血圧が「148の92」だった人が、1か月のふくらはぎ間サージで「129の84」に血圧を下げることができました。
ふくらはぎマッサージの効果が高まる
ふくらはぎを筋トレすることで、ふくらはぎマッサージの効果を高めることもできます。というのも、ふくらはぎが血液を心臓に戻す役割は筋ポンプ効果と呼ばれるもの。筋肉が収縮することで血液の循環を促しているからです。
ふくらはぎを筋トレするなら、かかとの上げ下げをするつま先立ちが手っ取り早いでしょう。壁に向かって両手を壁につけて、足を肩幅くらいに開いて立ちます。バランスをとり、つま先立ちを10回繰り返すのです。
ふくらはぎの筋トレ効果を高めるなら、片足のつま先立ち。片足を反対の脚のひざ裏に当てて、つま先立ちを左右10回ずつ行います。ふくらはぎマッサージと筋トレを並行して行えば、高血圧の解消効果はより高まるはずです。
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