ふくらはぎの筋肉は短距離と長距離で大きく違う
陸上選手といっても、短距離走と長距離走ではふくらはぎの筋肉の発達度合いは大きく違っています。スプリンタータイプはふくらはぎの筋肉でも腓腹筋が発達。一方のマラソンタイプはヒラメ筋が発達するからです。そして、発達するふくらはぎの筋肉が違うと見た目も大きく異なります。
ふくらはぎの筋肉の発達度合いの差
ふくらはぎの筋肉は、短距離走などのスプリンターと長距離走のマラソンランナーとでは、その発達度合いが大きく違っています。ふくらはぎの最大周囲と足首の最小周囲を測定してみると、その差が歴然です。
スプリンターのふくらはぎは、一流選手であればあるほど足首との周囲の差が大きい傾向にあります。一方、マラソンや競歩などの選手は、逆にふくらはぎと足首の周囲の差が縮まる傾向にあるのです。
一般的にスプリンタータイプの選手は、マラソンタイプの選手よりもふくらはぎが太い傾向があります。スポーツ選手としては、格好よい形です。
ふくらはぎの筋肉が大きく違う理由
これはスプリンターは瞬発的な動作が中心で、ふくらはぎの筋肉の中でも速筋線維が多い腓腹筋がより発達。その下にあるヒラメ筋はそれほど発達しません。
一方のマラソンランナーは持久的な動作が中心で、遅筋線維が多いヒラメ筋が発達。その上層にある腓腹筋はそれほど発達しないので、ふくらはぎがそれほど太くならないのです。
これが、ふくらはぎの筋肉が短距離と長距離で大きく違っている理由。ふくらはぎの筋肉を希望の形に近づけたければ、それに合った運動をする必要があるということです。
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