高血圧を改善する1日10分ふくらはぎマッサージ
高血圧を改善するなら1日10分のふくらはぎをマッサージが効果的です。ふくらはぎマッサージで、下半身に滞りがちの血液が確実に心臓へ向かうため心臓の負担が軽減。血管が広がって高血圧を改善できるのです。高血圧を改善する1日10分ふくらはぎマッサージのやり方を紹介します。
高血圧の原因はふくらはぎ
心臓のポンプ機能で血液は下半身までたどり着きますが、心臓に戻ってくるまでのパワーはポンプ機能にはありません。血液を心臓に戻すポンプの役割を果たしているのが、じつはふくらはぎなのです。
ふくらぎにある心臓へと血液を戻す血管には、血液の逆流を防ぐ弁が付いています。このため、ふくらはぎの筋肉が動くと血管が圧迫されて血液が上昇していくのです。
しかし、運動不足などでふくらはぎの筋力が弱ると、心臓への血液の返りが悪くなってしまいます。すると心臓は、常に同じ速度で全身へ酸素を届ける必要があるため、より強い力で血液を送り出すことになるのです。これが高血圧の原因となります。
高血圧が改善するマッサージ
ふくらはぎマッサージは、筋肉による血管の圧迫をマッサージで代用するということ。よどんでいた血液が確実に心臓へ向かいます。これで高血圧が改善するわけです。
ふくらはぎマッサージの場所は、すねに沿った内側ラインと外側のライン、ふくらはぎの中心ラインの3ラインと、ひざ裏とアキレス腱まわりの2か所です。まず内側ラインを内くるぶしからひざ下へ骨のきわに沿って指で押します。
両手ですねを抱えるようにして親指を爪の部分で重ねたら、下から上にマッサージ。体重をかけて息を吐きながら、ひざ下まで3cm間隔で押してください。これを2回繰り返します。
高血圧を改善は5分を1セット
中心ラインは、アキレス腱からひざ下までを内側ラインと同じ方法で2回。外側ラインも、外くるぶしからひざ下までを同じ方法で2回もむのです。
ひざ裏はリンパ節を転がすように押してください。10回ほどやさしい力で行いましょう。最後のアキレス腱まわりは、手前に引くようにふくらはぎの下3分の1くらいまでをもみます。3回繰り返してください。
高血圧を改善するふくらはぎマッサージは、5分を1セットとして1日2回行います。1日10分のふくらはぎマッサージということです。
■「高血圧」おすすめ記事
ふくらはぎを筋トレすると高血圧を解消できる！
ふくらはぎマッサージは1日10分で高血圧解消
ふくらはぎの筋トレすると高血圧が解消する理由
腓腹筋を筋トレすると高血圧を解消できる！
■「血圧」おすすめ記事
血圧が高い人も注意すべき「隠れ低血圧」とは？
立ちくらみの原因は誰でもおこる「隠れ低血圧」
低血圧には食事のあとの1杯のお茶が効果的
