口呼吸かどうかを判定できる5つのチェック項目
口呼吸が多くなると、さまざまな病気の原因となってしまいます。しかし、呼吸というのはほとんど無意識で行われているもの。自分が口呼吸かどうかは、なかなか気づきません。そこで、自分が口呼吸しているかどうかを判定できる5つのチェック項目を紹介しましょう。
口呼吸チェックの5つの質問
さっそく、自分が口呼吸になっているかどうかを調べる方法を紹介しましょう。5つの質問でいくつ当てはまるかでわかります。5つの口呼吸チェックに答えてください。
【口呼吸チェック】
起床時にのどが痛
音を立てて食べている
イビキを指摘される
気づく口を開けている
口が乾きやすい
この口呼吸チェックの5項目のうち3項目以上、当てはまるようであれば口呼吸をしている可能性が大。無意識のうちに口呼吸になっているかもしれません。
口呼吸がいかに体によくないかを実感するなら、鼻クリップで鼻をふさいでみるとよいでしょう。しばらくすると、のどが渇いてヒリヒリ感じてくるはずです。
口呼吸は1回の換気量が減る
じつは鼻には加湿機能があって、これがのどを守っています。粘膜は乾燥に非常に弱いというのは、のども同じ。鼻を使わないで呼吸をすると、すぐにのどが乾燥してしまうのです。
また、鼻の粘膜には受容体があって、粘膜が刺激されると呼吸中枢に伝わって横隔膜が反応。横隔膜が広がって呼吸を促進するという働きがあります。
このため、鼻の粘膜が刺激されない口呼吸をしてしまうと、横隔膜が反応してくれません。このため、口呼吸の場合はどうしても呼吸が浅くなりがち。1回の換気量が減ってしまうのです。
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