メラノーマの初期段階を見極める4つのポイント
メラノーマは自覚症状がないため、初期段階で見つけるのが難しい病気。同時に、メラノーマは他臓器へ転移しやすいため、初期段階で見つけなければ、手遅れになる病気でもあります。そこで、メラノーマを初期段階で見極めるための4つのポイントを紹介しましょう。
メラノーマは初期段階で発見する
メラノーマは皮膚がんの中でも一番悪性の腫瘍。発症の原因は、紫外線や皮膚への摩擦・圧迫といった外からの刺激が関係します。とくに色が白い人はメラニン色素が少なく、紫外線をブロックできないために発症しやすい病気です。
自覚症状がほとんどないというのもメラノーマの特徴です。もっとも恐ろしいのは、リンパや血液の流れに乗って他臓器へ転移しやすいこと。初期段階に見つけないと、命を失うことが極めて高いがんなのです。
実際、肺がんが見つかり検査をすると、メラノーマから転移したものだと発覚したケースもあるほど。メラノーマの治療には初期段階で発見することが最重要課題なのです。
メラノーマの初期段階を見極める
メラノーマの初期段階は、ほくろの形や色などを問診と所見で判断します。メラノーマを見極めるポイントは、色にむらがあること。それを正確に見るために使われるのがダーモスコープです。
ダーモスコープは特殊なレンズが使われていて、表皮の内部まで鮮明に観察できるため、色むらなどが発見しやすいのです。実際にメラノーマをダーモスコープで見てみると、その特徴である色のむらが見てとれます。
メラノーマの初期段階を見極めるには4つのポイントがあります。急速に直径6ミリ程度に成長すること、隆起していること、色が濃くなってきたりむらがあること、そして形が左右不均等であることです。
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