生姜の効能を期待するなら1日あたり60g摂取する
生姜の効能で変形性膝関節症が予防・改善できるのは、生姜のジンゲロールという成分が炎症を抑えるからです。それでは、どれくらいの量の生姜を食べると、その効能を得ることができるのでしょう? 生姜の効能を期待するなら1日あたり60g摂取する必要があります。
生姜の効能でひざの軟骨が正常
生姜の効能を調べるべく、生姜農家の方々のひざ軟骨がどうなっているのかMRIで徹底検査してみます。対象は多くの人がひざの痛みを感じ始める50代から、軟骨の老化が進んでいてもおかしくない80代までの11名です。
その結果、11名中9名のひざ軟骨が正常な状態。じつに8割以上の人が、ひざの痛みがなく軟骨が正常。若い状態を保てていたのです。年齢を考えると驚くべき結果。まさに生姜の効能といえるでしょう。
それでは、この生姜の効能を得るにはどれくらい生姜を食べればよいのでしょう? 生姜農家でふだんの生姜の食べ方を見せてもらいました。どの家庭も出荷用とは別に、しっかり自宅用の生姜を保存しています。
生姜の効能があるのは1日60g
生姜農家で1日に食べられている生姜の量を計測してみると1日約60g。だいたい生姜の固まり1個に相当します。この分量を毎日食べていれば、生姜の効能で変形性膝関節症を予防できるのです。
実際、アメリカ・マイアミ大学が発表した変形性膝関節症に生姜の効能があるとする論文で使われたのは生姜エキス。生姜エキスを生の生姜に換算すると、1日60gとなるのです。
ちなみに、市販されているチューブの生姜は1本あたり40g。チューブ生姜の効能で変形性膝関節症を予防するなら、1日に1本半を食べなければなりません。
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