認知症の初期症状は記憶障害よりも臭覚の異常
認知症の初期症状というと、ボケと呼ばれるような記憶障害をイメージしがち。じつは、それよりも先に現れる認知症の初期症状があります。それが臭覚の障害です。そして、そんな認知症の初期症状を予防するために、いろいろな方法を紹介しましょう。
認知症の初期症状は臭覚の異常
認知症の初期症状というと記憶障害を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実際におきる認知症の初期症状は、臭覚の異常なのです。
なかでも、一番はじめにわかりにくくなるのが、クサい嫌な臭い。料理をしていて焦げているのに気づかなかったり、冷蔵庫に腐ったものが入っていたりと、すごい臭いを本人だけが気づいていないというケースがよくあるのです。
そんな認知症を予防するのに効果的な方法があります。それが逆の手運動。日常生活でやっている簡単な動作を、意識的に逆にするものです。
認知症の初期症状の予防に羊肉
たとえば携帯電話の操作を逆の手を行ってみたり、財布から小銭を取り出す動作を逆の手でやってみたり…。ふだん使わない脳の神経を使うので、認知症予防になるのです。
認知症予防に効果的な食べ物もあります。一般的にはよくいわれているのは青魚です。意外なところでは、羊の肉も効果的。羊の肉には認知症予防に効果的といわれる成分カルニチンが、牛肉の3倍、豚肉の9倍入っているからです。
体内のカルニチンの分泌量が減るのが、だいたい50歳を過ぎてから。50歳を過ぎたら、たまには羊の肉を食べるようにするとよいでしょう。
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