ドライアイの治し方はたった5分のホットタオル
最新の研究では、ドライアイのじつに86%が脂不足が関係していることがわかっています。これはまぶたにある脂を分泌する管が詰まっていることが原因です。このため、ドライアイを治すにはこの管の詰まりを解消しなければなりません。じつはドライアイの治し方はたった5分のホットタオルです。
ドライアイの治し方にホットタオル
そもそも、なぜまぶたの管の詰まりはおきるのでしょう。その原因は、ふだんから行っている2つの行動にあります。1つはアイラインです。目の際にアイラインを引くことによって、管の出口がふさがって脂が詰まってしまいます。
もう1つはコンタクトレンズです。コンタクトレンズをしているときのまばたきがマイボーム腺への衝撃となって、脂が詰まりやすくなってしまいます。
この管の詰まりを放っておくと、ドライアイが悪化。角膜が傷ついて痛みがひどくなります。また、視力低下や感染症にかかるなどの恐れもあるのです。そこで、この目の管の詰まりを解消するドライアイの治し方を紹介しましょう。
ドライアイの治し方に使用するのはホットタオルです。やり方は簡単。水で濡らしたタオルを適度に絞ってビニール袋に入れます。ビニール袋の口を空けたまま、500Wの電子レンジで45秒温めるのです。ビニールは密閉しないでください。
ドライアイの治し方が効果を発揮
このとき、やけどをしないように熱さには十分に注意。タオルが冷めないように、ビニール袋に入れたまま、5分間まぶたの上にホットタオルをのせるのです。まぶたを温めることでマイボーム腺の脂が溶け、さらに血流がよくなります。
固形のバターを温めれば溶けるのと同じように、ホットタオルで目を温めることで詰まった脂が溶けだして便秘が改善。目のバリアが回復します。これがドライアイの治し方というわけです。
そこで、ドライアイに悩む女性2人にホットタオルによるドライアイの治し方を検証してもらいました。長年、目の乾きに悩む女性のマイボーム腺を見てみると、やはり詰まった脂が確認できます。
ホットタオルで温める前の状態を確認してみると、目の表面の脂が少なく、バリアに亀裂が入ったドライアイ状態でした。しかし、ホットタオルで温めたあとは脂の量が多くなり、バリアの亀裂も見当たりません。2名ともホットタオルによるドライアイの治し方が効果を発揮したのでした。
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