ピーナッツの効果で長生きする目安は1日20粒
血管を強くしなやかにするのはピーナッツの油の効果。黄金バランスで含まれる油が、心筋梗塞や脳出血を予防して死亡率を下げてくれます。しかも、たくさんのビタミンやミネラルなど健康によい成分のすべてがピーナッツ1粒に含まれているのです。ピーナッツはどれくらい食べると効果が出るのでしょう?
ピーナッツ効果に気づいたケロッグ
ピーナッツ効果のすごさにいち早く気づいた人物がジョン・ケロッグ氏。朝ごはんのシリアルで有名なあのケロッグです。120年前、医師だったケロッグ氏は体が弱った患者でも食べられる栄養食を探していました。
そこで考えたのが、ピーナッツを潰したピーナッツバター。すると、栄養たっぷりの油のおかげで、弱った人がみるみる回復したのです。
さらにもう1人、ピーナッツの力に気づいたのは、ディーゼルエンジンの生みの親でもあるルドルフ・ディーゼル氏。ディーゼル氏が初めてエンジンを開発したとき、燃料として使ったのがピーナッツオイルでした。ピーナッツオイルは燃えやすい性質があるため、燃料としても使えるのです。
ピーナッツ効果を得るには1日20粒
ピーナッツの健康効果が得るには、どれくらいの量を食べる必要があるのでしょう? じつはその量についても、ハーバード大学の研究成果には記載されています。それが1日1オンス。1オンスは28gなので、ピーナッツ約20粒になります。
ただし、ピーナッツを食べるときにはカロリーの摂りすぎに注意が必要です。ピーナッツ20粒のカロリーはなんと150kcal。おにぎり1個がだいたい180kcalですから、相当なカロリーになるからです。
そこで、ピーナッツによる健康効果を期待するなら、肉や炭水化物を少しだけピーナッツに置き換えるのがおすすめ。そうすることでカロリーオーバーにならずに、長く健康でいられるでしょう。
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