筋トレ後の食事以外もタンパク質を必ず摂る理由
筋トレ後の食事はなるべく多くのタンパク質を摂っているという人は多いはず。しかし、タンパク質を摂らなければならないのは筋トレ後の食事だけではありません。人間の体は常にタンパク質の分解と合成を繰り返しています。良質なタンパク質を毎日の食事から取り入れないと筋肉がやせ細る恐れがあるのです。
筋トレ後の食事にタンパク質を摂る
筋トレ後の食事にタンパク質を積極的に摂る理由は、タンパク質が筋肉の材料となるからです。筋トレをしたにも、その後の食事でタンパク質を摂取しないと、筋肉が大きくなるどころかやせ細ってしまう可能性もあります。
タンパク質を構成しているのはアミノ酸です。筋肉は常に分解と合成を繰り返していますが、そのメカニズムは筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解して、分解したアミノ酸から再びタンパク質を合成するというものです。
このため、良質のタンパク質は筋トレ後以外の毎日の食事から取り入れないと、筋肉が合成できなくなってしまうのです。しかもタンパク質の分解と合成が行われているのは、筋肉だけではありません。
筋トレ後の食事はタンパク質1.5倍
皮膚も髪の毛も内臓もタンパク質から作られていて、筋肉と同じように分解と合成を繰り返しています。だからこそ、筋トレ後以外の毎日の食事でのタンパク質の摂取が必要になるわけです。
こうした新陳代謝を正しく維持するには、体重1kgあたり1.0gほどのタンパク質が1日に必要になります。だいたい100gの肉から20gほどのタンパク質が摂取可能。体重60kgの人であれば60g。毎食100gの肉を食べなければ足りません。
さらに、筋トレ後の食事では筋肉を大きくするために、その1.5倍のタンパク質を摂取するのがセオリーです。しかも、一度に摂取可能なタンパク質は20g程度まで。食事と食事の間の補食でタンパク質を摂取する必要があるのでした。
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