筋トレ後2時間以内に食事をすると効果が最大化
筋トレの効果を最大化するにはトレーニング後の食事に気をつける必要があります。タンパク質を多めなど筋トレ後の食事は栄養素が注目されがちですが、じつは重要なのはタイミング。筋トレ後に食事を2時間以内にとること、筋トレ効果が最大化できるのでした。しかも、普通の食事でかませいません。
筋トレ後の食事でタンパク質と糖質
筋トレを行うとタンパク質の合成速度が上昇します。筋トレ中は疲労によって一時的に合成速度は低下しますが、筋トレ直後には一転して合成が優位になるのです。おっして、筋トレ2時間後に合成のピークを迎えます。
このタンパク質の合成のピークを無駄にしないためにも、筋トレ後の食事はとても大切です。そのためには、筋トレ後の食事の栄養とタイミングをしっかり見極める必要があります。
筋トレ後の食事でとくに大切なのは、タンパク質と糖質です。タンパク質は筋肉の材料そのものですから大切なのは理解できますが、糖質は何のために必要なのでしょうか? 糖質摂取の狙いは2つあります。
筋トレ後の食事はタイミングが大切
1つは筋トレ中に消耗した糖質の補給。糖質は運動のエネルギー源になっているからです。もう1つはインスリンの分泌。じつはインスリンには、筋肉にアミノ酸を運び込んでタンパク質の合成を促す働きがあります。
つまり、糖質の摂取によって筋肉の合成が促進されるのです。このため、筋トレ後の食事のタイミングは、運動直後から2時間後まで。この時間帯に普通に食事を摂れば、必要なタンパク質と糖質は補うことができます。
このように、筋トレ後の食事で大切なことは、栄養よりもタイミングです。筋トレ後2時間以内に普通に食事をすると効果が最大化するのでした。筋トレ後の食事はむしろトレーニングの一環と考えたほうがよいかもしれません。
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