動的ストレッチ4つの方法でウォーミングアップ
ウォーミングアップには静的ストレッチでなく、動的ストレッチが最適です。動的ストレッチは関節を曲げ伸ばすことで筋肉がを伸び縮みさせて、筋力や瞬発力がアップします。そこで、運動や筋トレ前に行うべき動的ストレッチ4つの方法を紹介しましょう。
動的ストレッチの方法1
1つめは「肩・胸・お腹・股関節」の動的ストレッチの方法です。足を肩幅に開いたらつま先を少し外側に開いて、両腕を真横に上げて息を吸います。
この姿勢から息を吐きながら体重は右足に乗せて、左腕を前に右腕を後ろに振って体に巻き付けながら上体をひねるのです。反動を利用していったん元の姿勢に戻ったら、息を吸って両腕を開きます。
そして、左足に体重を乗せて左側に体をひねるのです。徐々に動きを大きくしながら8往復行います。
動的ストレッチの方法2
2つめは「背中・肩・内もも」の動的ストレッチの方法です。足を肩幅より大きく開いて、両腕を頭上のやや斜め前で交差させて息を吸います。
この姿勢から息を吐きながら右足に体重を乗せ、ひじを体の側面に付けるように腕を引き下げて胸を張るのです。いったん元の姿勢に戻ったら、息を吸って両腕を頭上で交差させます。
そして、息を吐きながら左足に体重を乗せて、腕を引き下げるのです。これを左右8回ずつ行います。
動的ストレッチの方法3
3つめは「腕・胸・お尻・もも」の動的ストレッチの方法です。足を少し開いてまっすぐ立って胸を張ります。そして、ひじを曲げて腕を上げて、小指を肩につけたら息を吸ってください。
この姿勢から息を吐きながら、ひざを曲げて上体を前に倒しながら腕を下に下ろします。そして、腕はそのまま後方に大きく振って、ひざを伸ばすのです。このとき、親指が上を向くようにします。
このあと、ひざをいったん曲げながら腕を前に振って、元の姿勢に戻るという動き。これをリズミカルに8回、繰り返してください。
動的ストレッチの方法4
4つめは「胸・背中・もも」の動的ストレッチの方法です。足を揃えて立ったら肩を前に出し、両腕を前方に伸ばして交差させて息を吸います。掌は下向きです。
この姿勢から、息を吐きながら右足を一歩前に踏み出します。同時に、ひじを後ろに引いて胸を張るのです。このとき親指は上を向いています。
そして、前足で床を蹴ると同時に腕を前に伸ばして、元の姿勢に戻ってください。息を吸ったら、今度は左脚を踏み出しながら息を吐いて、ひじを引いて胸を張るのです。これを左右8回ずつ行います。
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