シャビをMRI検査してわかった理想のサッカー脳
スペインサッカーといえば、短いパスとポジションチェンジを頻繁に行いながら相手守備陣を崩す攻撃が魅力。その司令塔とあるシャビは、どんな脳を持っているのでしょう。シャビの脳をMRI検査したところ、自分を観察・分析することにとてもすぐれているという結果が出たのです。
シャビの脳をMRI検査で分析した結果
シャビの脳をMRI検査で分析した結果、大脳の一番奥にある「大脳基底核」という部分が活発に働いていることがわかりました。最先端の脳科学では、同じ情報を繰り返し取り込むことで大脳基底核の機能が高まり、無意識のうちの判断を下す直観力といわれる能力が高まるとされます。
シャビは少年時代からFCバルセロナの下部組織であるカンテラで繰り返し頭脳を使う訓練を受けてきました。刻一刻と状況が変わる中で、瞬時に的確な判断を下すシャビの頭脳は理想のサッカー脳だったのです。
シャビ本人も、サッカー選手には直観力が要求される…と話します。そして、直観力はトレーニング次第で伸ばすことができるとも断言。シャビいわく、バルセロナが少年時代から鍛えるのは直観力だといいます。
いシャビは頭脳を使って相手に勝つ
今回のテスト担当者は、シャビは自分自身を観察・分析することにとてもすぐれていると分析。シャビは常にこれでよいのか、これはよくないのかと繰り返している…といいます。たとえ心の中で問いかけをしていなくても、シャビの脳は自然とそのように動いているのです。
シャビ本人も、頭脳を使ってプレーする割合はすごく高いといいます。次に何がおきるかをいつも考えてプレーしなければならないのです。
また、シャビはサッカーでは精神面のスピードはもっとも重要だともいいます。身体能力が高いわけでも背が高いわけでもないシャビは、頭脳を使うことで相手に勝とうとしているのです。
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