腸内環境改善でスポーツパフォーマンスが向上
スポーツにおいて、じつは重要な体の器官が「腸」です。腸の働きを司っているのは自律神経。腸の働きがおかしくなると自律神経がおかしくなります。すると、イライラしたり集中力が衰えたりという現象が発生。腸内環境改善でスポーツパフォーマンスが向上するのです。
腸内環境改善でパフォーマンス向上
腸は別名、第二の脳とも呼ばれるほど精神的に影響を与える臓器。事実、腹が立つや腹黒いなど、メンタルと結びつける慣用句も多くあります。
つまり、腸内環境が悪ければ心が乱れて集中力の低下を招くということ。逆にいえば、腸内環境改善によって集中力が高まればスポーツパフォーマンスも向上するということです。
腸内環境が悪化していないかを簡単にチェックする方法があります。それは朝起きたときに、脇の下に手を挟んで体温を確認したら、そのあとにお腹に手を当てて体温を比較するのです。
脇よりおなかのほうが冷たいと感じたら、腸の活動が衰えている証拠。よく冷たいものを飲むとお腹が冷えるといいますが、腸内環境が元気であればすぐに温まります。内臓が冷える原因は、もっと根本的なところにあるのです。
腸内環境改善には毎日ヨーグルト
そんな腸内環境改善には、やはり腸を通る食べ物が重要になってきます。いわゆる発酵食品は腸内環境改善には効果的です。
なかでも、ヨーグルトは手軽に食べられるので、腸内環境の改善には欠かせません。実際、Jリーグの名古屋グランパスでは栄養士の指導のもと、試合前日と当日には必ずヨーグルトを食べることを徹底しています。
ヨーグルトの効果的な食べ方としては、乳酸菌・ビフィズス菌・ラブレ菌などさまざまな種類のものを毎日、変えて食べること。じつは、ビフィズス菌をはじめとする多くの乳酸菌は、胃酸や胆汁酸に弱いという性質があります。
このため、ほとんどが腸に届く前に殺菌されてしまうのです。このため単発で食べてもヨーグルトによる腸内環境改善は期待できません。腸内環境改善には、毎日ヨーグルトを食べることが大切なのです。また、さまざまな種類の菌を取り込むことで、バランスのよい腸内環境になっていきます。
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