4スタンス理論のタイプに該当するアスリート
自分の持って生まれたからだの特性を理解できれば、最大限のパフォーマンスを引き出すことができる…それが4スタンス理論。そのカギとなるのが、誰もが持っている4つの体の動かし方です。4スタンス理論のタイプ分けと、それぞれのタイプに該当するアスリートを見ていきましょう。
4スタンス理論のA1は本田圭佑
4スタンス理論では、まず重心の位置でAタイプとBタイプに分類。土踏まずより前側に重心のあるのがAタイプ、かかと側にあるのがBタイプです。Aタイプは体を「伸ばす」ことで、Bタイプは体を「縮める」ことで力を発揮します。
4スタンス理論では、ここに軸の方向を加えてさらに分類します。同じ伸ばす動きのAタイプでも、斜めとタテの違いがあるのです。同じようにBタイプでも、同じ縮む動きでもタテと斜めの違いがあります。こうして、A1タイプ、A2タイプ、B1タイプ、B2タイプの4つに分けられるのです。
「伸ばす×斜め」のA1タイプは、斜めに伸ばして体を使います。サッカーでは本田圭佑やペレ、野球ではイチロー、ダルビッシュ有、フィギュアスケートのと羽入結弦が同じタイプ。ゴルフの石川遼や体操の内村航平、マイケル・ジョーダンも一緒です。
4スタンス理論のB2は香川真司
「伸ばす×タテ」のA2タイプは、タテに伸ばして体を使います。サッカーでは長友佑都やロナウジーニョ、野球では王貞治、フィギュアの浅田真央も同じタイプ。ゴルフのタイガー・ウッズ、陸上のウサイン・ボルトも同じです。
「縮める×タテ」のB1タイプは、体をタテに縮めて使います。サッカーなら岡崎慎司やジダン、野球では長嶋茂雄や野茂英雄、卓球では福原愛が一緒のタイプ。フィギュアの小田信成、ボクシングのガッツ石松も一緒です。
「縮める×斜め」のB2タイプは、体を斜めに縮めて使います。サッカーなら香川真司やマラドーナ、中村俊輔、野球では松井秀喜や田中将大と一緒のタイプ。フィギュアの安藤美姫やテニスのロジャー・フェデラー、ゴルフのフィル・ミケルソンも同じです。
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