4スタンス理論の速く走るコツがわかりやすい
4スタンス理論では重心の位置でAタイプとBタイプに分けます。Aタイプは土踏まずより前側に重心のある人。Bタイプはかかと側にある人です。そして、速く走るコツもAとBのタイプで異なります。さっそくAタイプとBタイプのチェック方法と、それぞれの速く走るコツを紹介しましょう。
4スタンス理論タイプの違いでコツが変わる
4スタンス理論で重心の位置がAタイプとBタイプかをチェックする方法は片足飛び。片足とびで前に進むときに、足を後ろ側に上げたほうが進みやすい人はつま先に重心のあるAタイプ、足を前側に上げたほうが進みやすい人はかかと重心のBタイプです。
片足飛びのとき、Aタイプの人は体を伸ばすような動きになっているはず。Aタイプは体を「伸ばす」ことで力を発揮するという特性があるのです。
一方のかかと重心のBタイプは、片足飛びのとき体をかがめて、縮んでいる動きになっているはず。Bタイプは体を「縮める」ことで力を発揮するのです。この4スタンス理論のタイプの違いで速く走るコツが変わります。
4スタンス理論Aタイプのコツはもも上げ
4スタンス理論の体の使い方の違いで、速く走るコツも大きく異なってきます。太ももを引き上げる意識を持ったほうが走りやすいのがAタイプ、Bタイプは踏むことに意識を持ったほうが足が動かしやすいのです。
Aタイプは必ず、進行方向や出力を出す側の前足に相当する側に重心を早く作ります。これに対して、進行方向と逆側に重心を作るのがBタイプ。早く走るコツとしては、後ろ足で地面を蹴っている時間が重要なのです。
腕の振り方にも4スタンス理論のタイプが影響します。Aタイプは伸ばすように前に振るのが自然ですが、Bタイプは後方に縮むように後ろに腕を振るのです。
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