サッカー練習メニューに取り入れたい瞬間視とは
サッカーで周りの状況を一瞬で把握するために大事な目の能力が「瞬間視」です。瞬間視は0.1秒だけ映し出される6ケタの数字をいくつ読み取れるかで測定するもの。じつは鍛えることが可能な能力でもあります。サッカー練習メニューに取り入れたい瞬間視について詳しく見ていきましょう。
サッカーの大事な能力が瞬間視
瞬間視とは、文字どおり瞬間的に情報を得る視覚能力です。サッカーにおいては、首を振り相手の位置を探りながら周りの状況を確認する能力になります。
パスをするかシュートをするか、それともドリブル突破するか…状況判断の決め手となるのが瞬間視。サッカーにおいて大事な能力といえるでしょう。
パッと一瞬で状況をとらえることができれば、あとは頭の中で敵と味方の動きを予測。ボールを蹴る瞬間には、目標を見ないで済むというわけです。その意味で瞬間視は、目の能力というより脳の能力といえるかもしれません。
サッカーの練習メニューに瞬間視
瞬間視を測定する方法は、6ケタの数字が0.1秒だけ映し出されるモニターを使用。瞬間的にいくつの数字を読み取ることができるかで測定します。
じつは瞬間視は、大人になってからでも鍛えられる能力。瞬間視のトレーニング方法は、街中で振り向けざまに見た景色などをできるだけ正確に思い浮かべるというもの。トレーニングのポイントは見たままを素直に覚えることです。
この瞬間視のトレーニングはサッカーの練習メニューにぜひ取り入れたいところ。振り向きざまに見たピッチの状況を瞬時に把握して、何らかのアクションを選ばせるようなメニューです。瞬間視とともにすばやい状況判断の訓練にもなるでしょう。
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