頚椎ヘルニアの症状が改善する枕は簡単に作れる
頸椎ヘルニアは椎間板がはみ出して脊髄を圧迫してしまう病気。脊髄が圧迫されると、まずは感覚神経が障害されて手足のしびれなどが症状となって出現します。頚椎ヘルニアの典型的な症状が手足のしびれです。そんな毛いつヘルニアの症状が改善する枕を自宅で簡単に作る方法を紹介します。
頸椎ヘルニアの症状を進行させる原因
じつは頚椎の変性や変形が始まるのは20代から。このころから椎間板の水分量が低下して変形が始まります。そして、60代ではほぼ100%の人に椎間板の変形が見られるのです。頸椎ヘルニアの症状は加齢とともに出現する可能性が高まります。
しかも頸椎ヘルニアの症状を進行させる原因は加齢だけではありません。枕である可能性が高いのです。逆にいうと、枕による脊髄の圧迫を食い止められれば、すでに頚椎ヘルニアの人でもそれを改善できるということです。
枕で首を一番適切な角度に安静に保てれば、脊髄の神経は自力で回復します。脊髄にはいったん異常がおきても、自力で回復する能力があるのです。そのためには、適切な高さの枕が大切です。
頚椎ヘルニアの症状を改善する枕
そこで、頚椎ヘルニアの症状を改善する枕を自宅で簡単に作る方法を紹介しましょう。用意するのは玄関マットとタオルケット。まず玄関マットを蛇腹の3つ折にします。四隅をしっかり揃えてください。
続いて、2つ折りにしたタオルケットを蛇腹の3つ折にして、さらにそれを蛇腹の3つ折にします。タオルケットも四隅をしっかりと合わせてください。これを玄関マットの上に乗せます。このとき首側に来る側は、床と垂直になるように重ね合わせてください。
ここで、枕の高さの調節です。枕に頭を乗せ、両手を胸の前で合わせてひざを立てます。そして体を横に倒して、顔から足までが布団と平行になるように枕の高さを調節するのです。
タオルケットを1枚ずつ外しながら高さは調節。鏡を横に置けば、1人でも確認できます。左右に寝返りを打って無理な力を入れずにコロコロと寝返りが打てればOK。これで頚椎ヘルニアの症状を改善できるのです。
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