ぷるるんメタボリック解消には「木綿豆腐」を選べ

「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」では含まれる栄養素の量が違っているのは意外に知られていません。ぷるるんメタボリックを解消するためにダイエットをしているなら、お豆腐を買うときは迷うことなく「木綿豆腐」を選びましょう。そのほうが筋肉がより強化されるのです。

ぷるるんメタボリック解消に必要なもの

ぷるるんメタボリック解消のために筋肉を増やすには、その元となる「たんぱく質」が必要です。その意味で、高たんぱく低カロリーなお豆腐は、そんなダイエット中の筋トレには最適な食材といえるでしょう。

お豆腐には、なめらかな舌触りと喉ごしが楽しめる「絹ごし豆腐」と、少しボソボソして重量感のある「木綿豆腐」があるのはご存知のとおりです。この2つの豆腐、製法が違うのはもちろんのことですが、含まれる栄養素にも違いがあります。

「絹ごし豆腐」は、豆乳に凝固剤を加えてそのまま固めて作ったもの。一方の「木綿豆腐」は、豆乳に凝固剤を加えて固めたものをいったん崩して圧力をかけ、それを再び固めたものです。この圧縮工程で、木綿の布を敷いた容器で水分を絞ることから「木綿」の名前が付いています。

製造工程からわかるように「木綿豆腐」のほうが素材を凝縮して作られるため、栄養が豊富。「たんぱく質」や「カルシウム」が絹ごし豆腐より20～30％多いのです。

とはいえ、メリットだけではありません。水分を絞るときに「ビタミンB」や「カリウム」が流れてしまいます。「絹ごし豆腐」のほうが木綿豆腐より、ビタミンBやカリウムなどの栄養が多く含まれているのです。

こうして考えれば、ぷるるんメタボリックからの脱出を図ろうという人は、お豆腐を買うときに迷わず「木綿豆腐」を選ぶべき理由がわかるはず。ちなみに、糖質量も「木綿豆腐」のほうが少ないため、絹ごし豆腐よりも脂肪がつきにくいというメリットもあります。

とはいえ豆腐は木綿であろう絹ごしであろうと、ぶるるんメタボリック解消のためのダイエットに効果的な成分がテンコ盛り。まず大豆レシチンは、コレステロールや中性脂肪を減らすと同時に、ムダな体脂肪を落とします。

大豆サポニンもコレステロールの吸収を抑えて分解する働きがあるため、ダイエットに効果を発揮。脂質やタンパク質、炭水化物の代謝に欠かせないビタミンB群も含まれているので、食べ物としてとり込んだ脂肪をため込みにくくします。

大豆オリゴ糖は便秘予防に役立つダイエットで注目すべき成分。腸内の善玉菌「ビフィズス菌」のエサとなります。すると腸内環境が改善されて、便秘解消にも役立つのです。

そんな豆腐を使ったぷるるんメタボリック解消にオススメなのが「しょうが豆腐ダイエット」です。ポイントは、ご飯やパンなどの炭水化物を豆腐のタンパク質に替えること。おかずは以前のとおりに食べて構いません。

作り方は、まず1/2丁の豆腐を横に半分にスライスしたら、片方の豆腐におろししょうがをまんべなく伸ばします。もう片方の豆腐を上に乗せてしょうがを挟んだら、お皿にのせてしょうがをトッピングしてください。

ラップをせずに電子レンジ500Wで2分加熱したらでき上がりです。しょうがの成分が温めることで変化して、体を温める力が強くなります。それによって代謝もアップ。ぷるるんメタボリック解消に効果を発揮してくれます。

じつは、ぷるるんメタボリックには臭いが伴います。歳を重ねるとともに腸内細菌のバランスが崩れて、体臭がキツくなる「ぷるるんメタボ臭」です。

臭いの元は加齢臭と同じノネナールという成分で、加齢臭に似ています。ノネナールは、皮脂腺から分泌される物質が酸化・分解してできるものです。

ノネナールは若いときから作られていますが、40歳ごろから体の酸化に対する抵抗力が落ちて臭いが強くなります。ぷるるんメタボ臭の場合は、脂質の取りすぎなどで臭いが増してしまうのです。

このぷるるんメタボリック臭はどのようにすれば防げるでしょう？　臭いが発生しやすいのは胸と背中の中心部分。ここに毎朝30秒ずつ温かいシャワーを当てるだけで、ぷるるんメタボ臭は防ぐことが可能。冬は熱いタオルで胸と背中をぬぐうだけでも効果があります。

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投稿者：deepmuscle

最終更新日：2022/04/14