巻き肩の改善には腕をブラブラさせる体操が効く
巻き肩は肩こりや首こりだけでなく、さまざまな体の不調の原因になるもの。とはいえ巻き肩は、いわゆるストレッチではなかなか治りません。というのも、首から腕にかけての筋線維がねじれをともなって縮んでいるからです。じつは巻き肩の改善には、腕をブラブラさせる体操が効きます。
巻き肩の改善は筋肉をゆるめる
体の前面が縮こまるのが巻き肩。胸が縮んでいるため呼吸は浅くなり、それが自律神経にも影響を与えます。結果として巻き肩によって、不眠や免疫低下、胃腸の不調などの悪影響が現れるのです。
また、巻き肩でおこる首こりや肩こりは血液やリンパの巡りを停滞させることになります。これが原因で冷えやむくみも発生。巻き肩はさまざまな体の不調の原因になるのです。
そんな巻き肩を改善するには、緊張した筋肉をゆるめることが大切です。とはいえ巻き肩は、首から肩、腕にかけてつながっている筋線維が、ねじれをともなって縮まっています。いわゆる通常のストレッチではなかなか巻き肩は改善しません。じつは腕をブラブラさせる体操が巻き肩には効果があるのです。
巻き肩を改善するブラブラ体操
巻き肩を改善する体操は、まず左手の人差し指と中指で右耳の耳たぶを軽く挟むようにして、首すじに手を当てます。耳の付け根はあご関節の咀嚼筋が集まっている場所。咀嚼筋は首から肩、腕の筋肉へとつながっています。
ここに手を触れることで緊張を緩めるのです。この状態で右手の手のひらを正面に向けて軽く上げたら、手のひらを外側に向けたまま後ろに引きます。力を抜いて前後に腕をブラブラさせるのです。
巻き肩を改善する体操は、深呼吸をしながら10往復。反対側も同じように行います。ねじれた筋線維をほどいて巻き肩を改善することができるのです。
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