体が固いのは「食べ過ぎ」が原因かもしれない
体が固くなるもっとも大きな要因は、運動不足によって筋肉が固くなることにあります。そして、筋肉が固くなることには「食べ過ぎ」も影響するのです。すなわち、体が固いのは食べ過ぎが原因かもしれません。とはいえ、しっかりストレッチすれば体が固い人でも柔軟性は回復します。
体が固い原因は体脂肪が関節を制限
体が固い原因が食べ過ぎにある理由は、単純に体脂肪が増えて、関節の動きを制限することが挙げられます。太りすぎたお腹が邪魔をして、前屈が難しくなるケースがよい例です。
少し太ってしまって、足の爪が切りにくいなんて経験もあるはず。ただし、太っていてもしっかりストレッチすれば柔軟性は維持、あるいは向上できます。
実際、お相撲さんはトイレで自分のお尻が拭けないという話がありますが、それはあくまで都市伝説。実際は稽古中にしっかりストレッチしているので柔軟性はむしろ高いといえるでしょう。
体が固い原因は食べ過ぎによる糖化
体が固い原因が食べ過ぎにあるもう1つの理由は、食べ過ぎることで筋肉そのものが固くなってしまうことにあります。食べ過ぎによって糖化という現象がおきるからです。
食事を摂ると血糖値が上昇します。食べる量が多かったり、いつも何かを食べ続けていると、血糖値は常に高い状態です。
この糖分は体のエネルギーになる重要な栄養素ですが、多すぎると体のさまざまな組織や器官、細胞と結び付いて、その機能を鈍らせてしまいます。それが糖化という現象なのです。
糖化は筋肉にもおこり、筋肉内や筋肉の膜などのコラーゲンを固くします。こうして筋肉の柔軟性を奪ってしまうのです。
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