ウォーキングの効果が出る目安が一万歩な理由
ウォーキングの効果が出る目安はなぜ一万歩なのでしょう？ じつは一万歩といのは、単にキリがよいというだけでなく、摂取カロリーと消費カロリーの関係からもしっかり導き出せるウォーキング効果の目安なのです。ウォーキングの効果が出る目安が一万歩な理由を見ていきましょう。
ウォーキングの効果の目安が一万歩
ウォーキングの効果の目安としてよくいわれるのが「一万歩」です。なぜ一万歩かというと、ちょうど1日の摂取カロリーをしっかり消費できることが理由になります。
厚生労働省の調査によると、成人男性の摂取カロリーは2,100kcalほど。一方で、1日の消費カロリーはデスクワークの場合は1,800kcal程度といわれています。つまり、オフィスで仕事をしている人は必要以上のカロリーを摂取しているのです。
ちなみに、日本人成人の1日あたりの平均歩数は男性で7,000歩、女性で6,000歩。しかし、一般的なサリーマンは5,000～6,000歩程度といわれています。
ウォーキング効果が出る1時間40分
そして、1分間に100歩歩くペースをカロリー換算すると、10分間1,000歩のウォーキング効果で30kcalほど消費する計算。すなわち、その10倍にあたる一万歩を歩くことで、300kcal消費できるということです。
摂取カロリーの2,100kcalから消費カロリーの1,800kcalを引いた数字が、ちょうど300kcal。すなわち一万歩のウォーキング効果で、カロリーオーバーの状態をプラスマイナスゼロにできるのです。
300kcalを消費する一万歩のペースは1分間に100歩でした。一万歩のウォーキングは100分かかるということ。すなわち、ウォーキングの効果が出る目安は、1日1時間40分ほどとも言い換えられるのです。
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