ラフターヨガは横隔膜だけでなく腸も刺激する
腸を動かす簡単な運動を紹介しましょう。それは「笑う」ことです。ラフターヨガとは、ヨガの呼吸法に笑いを取り込んだインド発祥のエクササイズ。笑うことで効率よく酸素を取り込めます。そこで、ラフターヨガの基本的なやり方を紹介しましょう。
ラフターヨガ笑いながら発声する
まずは腸を動かす笑うラフターヨガの基本を紹介しましょう。まずお腹から声を出すのが基本。「ホ・ホ・ハハハ」を繰り返して笑いながら発声します。
このときホのときは体の前で、ハのときは顔の右か左に手を上げて拍手。1回目のハハハが右側なら、2回目のハハハは左側で拍手というように手を上げる位置は交互にします。
ラフターヨガでは、この「ホ・ホ・ハハハ」を発声しながら部屋を動いて、周りの人に会いに行くように挨拶をするのです。笑いを絶やさず、笑顔で目を合わせてどんどん移動していきます。
ラフターヨガで動くのが横隔膜
続いて、挨拶ラフターヨガ。やり方は2人1組で向かい合ったら、胸の前で手を合わせて笑い合うだけです。胸の前で合わせた手を、ゆっくり左右に傾けながら笑い声の挨拶を続けます。
それでは、ラフターヨガの笑いがなぜ腸を動かすのでしょう? ラフターヨガでもっとも動くのが横隔膜です。そして、横隔膜が動くと腸も一緒に動くのでした。
しかも、笑い始めると腸の血流がよくなることもわかっています。ラフターヨガで消化・吸収もよくなりますし、代謝が上がるので動かなくても消費エネルギーがアップするのです。
■「ヨガ」おすすめ記事
ヨガの呼吸法でインナーマッスルを鍛える方法
■「横隔膜」おすすめ記事
横隔膜はインナーマッスル!でもどう鍛える?
横隔膜ストレッチで溜まった内臓脂肪を燃焼!
横隔膜を鍛える!バスタオルを胸に巻いて深呼吸