骨盤底筋が衰えているかチェックする7つの質問
骨盤底筋とは、骨盤の中にある膀胱や子宮、直腸などを支えているインナーマッスルです。尿道を締めたりゆるめたりするのは骨盤底筋の役目。さらに骨盤底筋は腹横筋と横隔膜と連動して、あらゆる動きの基点になるのです。そんな骨盤底筋が衰えているかチェックする方法を紹介します。
骨盤底筋が衰えているかをチェック
骨盤底筋が衰えているかのチェックリストは7つの質問から構成されています。該当する質問項目の合計点でチェックします。骨盤底筋チェックで合計が5点以上の人は要注意です。
【骨盤底筋チェック】
デスクワークが多い(1点)
猫背である(1点)
運動不足である(1点)
便秘気味である(2点)
小用後に下着が濡れることがある(3点)
小用が長いもしくはキレが悪い(3点)
いきんで小用をしている(3点)
運動不足や姿勢が悪いと骨盤が正しい位置に来なくなります。そうすると、インナーマッスルに余計な負担がかかってしまうため、骨盤底筋がゆるみやすくなるのです。それをチェックするのが「デスクワーク」と「猫背」「運動不足」の項目になります。
骨盤底筋がゆるむと便秘気味になる
また、骨盤底筋がゆるんでいる場合、腸のまわりの状態もよくありません。腸の位置も下がりやすくなって機能しづらくなってしまいます。結果的に便秘になる人が多いのです。それが「便秘気味」の項目になります。
「下着が濡れる」は排尿して、十分に尿が出し切れていないということ。骨盤底筋がゆるんできている人は、膀胱の形が変形することで尿が少し残ってしまうのです。
小用が長かったりキレが悪かったり、はたまたいきんで小用するのは、骨盤底筋の萎縮などで尿道が狭くなっている可能性があります。
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