腓骨筋トレーニングで足首の捻挫を治療する方法
足首の捻挫を治療するには腓骨筋トレーニングが効果的です。捻挫をしたら2~3日は安静にしたのちに、靭帯の材料となるコラーゲンを増やすために、2週間なるべく動かさない期間を作ります。そのあと4週間、腓骨筋トレーニングを行うことで捻挫がしっかり治療できるのです。
腓骨筋トレーニングを4週間行う
重症の捻挫とは靭帯の断裂です。炎症が治まるまでは、しばらく安静にしなければなりません。炎症をおこしたままだと修復しにくい状態だからです。捻挫したら2~3日は安静にするのが鉄則です。
加えて、2週間はなるべく動かさない状態にします。靭帯を修復する材料となるコラーゲンが増えるまで、サポーターなどで足首を固定するのです。
そして、そのあと4週間行うのが腓骨筋トレーニング。足の裏からくるぶしの後ろを通って骨とつながっている腓骨筋群を鍛えることで、靭帯を再生させるのです。きちんとした治療をすれば、靭帯は正常に近い状態に戻ります。
腓骨筋トレーニングで捻挫を治す
腓骨筋トレーニングは50円玉を肩幅くらいの間隔で床に置いて、親指の付け根に50円玉が来るように足を置いたら準備完了。親指の付け根を意識して、つま先立ちをすればよいのです。
つま先立ちしたときに親指を意識すると、足首の外側が鍛えられます。すなわち、腓骨筋群が効果的に嫌えられるのです。
なお、つま先立ちは小指側に重心がかかるのは絶対にNG。重心が傾かないように注意してください。腓骨筋トレーニングは1セット20回として、朝夕の1日2セットで十分でしょう。捻挫をしっかり治すことができるでしょう。
■「足首の捻挫」おすすめ記事
捻挫の治療に真っ先にアイシングが必要な理由
捻挫の治療法の改善して21年ぶりの大学日本一
足首の捻挫は放置すると手術が必要になる可能性
■「ケガ」おすすめ記事
ストレッチは効果ナシ!運動前はケガの原因
肉離れとはどんなときに発症しやすいものか?
体が痛いのは神経の圧迫ではなく「筋肉の炎症」
体が痛いときはインナーマッスル強化でなく休む
体が痛いとき冷湿布で冷やすのは72時間まで