ランジは上半身をツイストさせるとわき腹に効く
ランジは一歩踏み出して床すれすれまで踏み込んで、再び元の位置に戻るという運動。大腿四頭筋や大殿筋、ハムストリングスなど、下半身を強化できます。このランジに上半身をツイストさせると、わき腹の内・外腹斜筋を刺激。お腹まわりの脂肪を燃焼させる効果が加わります。
ランジで上半身をツイストさせる
さっそく、上半身をツイストさせるランジのやり方を見ていきましょう。まず気をつけの姿勢から、腕を前に伸ばして両手の指を組んでください。これがスタートポジションです。
まずはスタートポジションから左足を一歩、踏み出します。右足のひざが床すれすれになるくらい大きく踏み出してください。そして、息を吐きながら上体を左側にねじるのです。
ぞうきんを絞るイメージで上半身をねじります。視線はねじった腕の先。いったん上体を正面に戻したら、スタートポジションに戻ります。そして、右足も同様に一歩前に出して、右側に上体をひねるのです。
ランジの下半身を安定が前提条件
上半身をツイストさせるランジは、左右それぞ5回ずつを1セットにして、3セット行います。前足のひざを軽く曲げる程度にすると、下半身への負荷が軽くなるため、上半身もねじるやすくなるでしょう。
なお、このランジは姿勢が不安定なまま行うと、腹筋を刺激することができません。下半身を安定させて行うことが前提条件になります。つま先とひざの方向をそろえるのが下半身を安定させるコツです。
上半身をツイストさせるランジは、上半身をねじる動作をするスポーツに有効。ゴルフやテニス、野球などのウォーミングアップに行うとよいでしょう。慣れてきたら、リズミカルにスピーディに行うようにします。
■「ランジ」おすすめ記事
岡崎慎司の飛び出し「フロントランジ」に秘密
大腰筋トレーニングなら「足振りランジ」が効く
下半身の筋トレなら「足振りランジ」が効果的
ランジでお尻上部を鍛えると競技力がアップする
腸腰筋の鍛え方なら「フロントランジ」が効果的
ランジで効く大腰筋は踏み出し側でなく軸足側