バランスボールでの筋トレはダイエットに効果的
バランスボールはイス代わりに使うためにあるわけではありません。じつは、筋トレのツールとして有効活用できるのです。腹筋運動や腕立て伏せといった筋トレをバランスボールの上で行うことで、普通に床で行うよりもずっと効果的。さらにバランスボールでの筋トレはダイエットにも有効です。
バランスボールでの筋トレは効果的
バランスボールでの筋トレは、普通に床で行う筋トレよりもはるかに効果的です。1つには、バランスボールを使って不安定な状態で筋トレを行うことで、バランストレーニングもできてしまいます。
もう1つは、バランスボールでの筋トレは床の上で行うよりも筋肉に強い刺激を与えられることです。筋トレはフルレンジモーションといって、可動範囲が広いほど筋肉への刺激が強まります。バランスボールエクササイズは、まさにフルレンジモーションのトレーニングなのです。
筋肉に強い刺激を与えられるバランスボールの筋トレは、ダイエットに効果的といえるかもしれません。というのも、筋肉を増やして基礎代謝量を増やすことは、そのままダイエット効果につながるからです。
バランスボールの筋トレでダイエット
人間は20歳を過ぎると、年に1%の割合で筋肉が減少していきます。とくに、上半身より下半身から筋肉が減少。下半身は大きな筋肉が集まっているため、1~2kg単位で筋肉が減ってしまいます。
筋肉の基礎代謝量は1kgあたり50kcal。基礎代謝量とは、何もしない状態で消費されるカロリーのことです。もし基礎代謝量が100kcalも減ってしまったら、それは茶碗半分のご飯と同じエネルギー量になります。
逆に、バランスボールでの筋トレで強い刺激を与えて筋肉を増やせば、基礎代謝量のそのぶんアップ。そのままダイエット効果につながります。可動範囲が広いバランスボールの筋トレはダイエット向きなのでした。
バランスボールは座るだけで筋トレ
バランスボールはイス代わりに使うだけで、筋トレになるのもうれしいところ。オフィスやリビングでバランスボールに30分だけでも座るようにします。ゴムでできたバランスボールは、座ると体がグラグラして不安定な状態です。
すると、体が安定を保って動かないように、腹筋や背筋、下半身などの筋肉を総動員して、姿勢を維持しようとします。これで、デスクワークで座りながら筋トレができるということです。
しかも、イス代わりにバランスボールを使う筋トレは、インナーマッスルと呼ばれる筋肉。姿勢保持筋と呼ばれるインナーマッスルを筋トレすると、自然と姿勢姿勢がよくなるために代謝がアップ。痩せやすいダイエット体質になるのです。
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