顔の筋肉を動かさない日本語が原因で顔がむくむ
女性のおよそ7割が感じているというのが顔のむくみ。朝に顔がむくむのは、昼間は重力によって流れやすかった水分が、寝ている間に顔に溜まってしまうため。とはいえ、むくんだ顔は出かける前にすっきりさせたいところです。しかし、顔の筋肉を動かさない日本語では顔のむくみはとれません。
顔の筋肉をそんなに使わない日本語
日本人は顔のむくみが取れにくい悲しい宿命にあるといいます。専門家によると、顔のむくみが取れない原因は日本語にもあるのです。日本語は顔の筋肉をそんなに使わなくても話せてしまいます。
顔のむくみを改善するために大切なのが、顔の表情筋の筋肉ポンプの働き。顔の筋肉を動かして静脈に圧迫と解放の刺激を繰り返すことで、血流がよくなって溜まった水分が回収されるのです。
しかし、顔を大きく動かさなくても話せてしまう日本語では、顔の筋肉のポンプ機能が低下しがち。つまり、顔の筋肉をあまり使えていないことがむくみの原因になっているのです。
日本語の顔の筋肉の動きを検証する
そこで、日本語がどれだけ顔の筋肉を使えていないか検証してみます。日本語・英語・ドイツ語それぞれの言語で童話の白雪姫を読み、顔の筋肉がどれだけ動くのか温度を測るサーモグラフィで撮影するのです。
顔の筋肉を動かすほど血流がよくなり体温が上昇。結果として、サーモグラフィで顔が赤く表示されるというわけです。この赤くなった部分の違いを見れば、どれだけ顔の筋肉を使っているかがわかります。
童話を読み始めて10分後、顔の温度に変化がありました。ドイツ語はおでこや目のまわり、首まで真っ赤。英語も赤い部分が増えています。しかし、日本語は温度が低いままでした。日本語は顔の筋肉をあまり使わない言語なのです。
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